プレイングマネージャー必見!チームのまとめ方の教科書

リーダーシップ

※この記事は2025年1月25日に投稿されたものです。

この記事は

・プレイングマネージャーになったけど何したらいいのかわからない

・チームのまとめ方がわからない

・プレイヤーからの脱却ができない

・リーダーとして更に成長したい

そんな方に向けた記事です。

初めまして!大山と申します。

自己紹介は下記の画像をご覧になってみてください!

書籍:プレイングマネージャーの基本

著者:伊庭正康

この本を参考にリーダーシップに関して紹介していきます。

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皆さんは、チームをまとめる力はありますでしょうか?

「私はそんな才能ないし・・・」

「私はリーダーシップなくて・・・」

そんなことを考えてる人もいるかもしれませんが、チームをまとめることも仕組み化できます。

では一体どうやって?

それを体験談も踏まえて、本の紹介をしていこうと思います。

「方針」を伝えれば、部下は自分で動けるようになる

席にいないからこそ、わかりやすい人になる

プレイングマネージャーはずっと席に座っていません。

もはや、席を外してる方が多いと思います。

だからこそ!!

「メンバー1人ひとりが、“ちゃんと”自分で考えて、“ちゃんと”行動できるようにしておかなければならない」

“ちゃんと”=マネージャーが「こうあるべき」と考える行動指針のこと

新人のリーダーや、若手のリーダーはどうしても目先のことに目が行きがちです。

短期業績しか見ていない組織は、どうしても内向きになります。

つまり、お客様よりも、目先の業績を優先してしまいます。

そうすると強引な営業やお客様へのアフターフォローが後回しになってしまいます。

私自身は、短期業績しか見れない時は部下への数字チェックがきつくなり、社員は仕事が楽しくなさそうでした。

正直、私自身もそういう時は仕事が楽しくないです。

こう言った事を防ぐためにも、

マネージャー自信が自らの方針を明確にし、メンバーに浸透させる事が不可欠です。

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キャッチフレーズをつくりチームに浸透させる

ではその方針はどのように浸透させるのか?

・キャッチフレーズをつくり壁に貼る

・会議などの際に決めゼリフとして言い続ける

・ペーパーにしてメンバーに配布

・毎日火曜日に社員全員で唱和する

これくらいしつこく伝え続けることが大事です。

一例を紹介します。

ある有名婚礼式場の支配人の話

新しく支配人として赴任すると、

「前向きなミスは歓迎する!」

という行動指針に、自身の思いを書き添えたペーパーを従業員に渡しているといいます。

大手求人広告会社の営業マネージャー

大手求人広告会社の営業マネージャーは、目先の数字にとらわれず、常に顧客目線に立った広告を制作するという行動し指針を浸透させるため、

「一人ひとりが幸せを感じるマッチングを!」

というキャッチフレーズを印刷した、机に立てるプレートを部下に渡しています。

著者の伊庭正康さん

リクルートの求人広告部門で営業マネージャーをしていたころ、

「期待に応えるだけでなく、期待を超える事」

という言葉を四六時中口にしていたといいます。

かくいう私は

「仕事は愉しく正しく突き抜ける」

という内容を毎日朝礼で唱和しているのと、ペーパーも渡しています。

方針を徹底するには、粘り強さが必要

「未来予想図」でメンバーの心を1つにまとめる

メンバーの思いを一つにする

メンバーの心を一つにまとめるには、

「なんのために仕事して、何を成し遂げるのか」を明確にする必要がある。

ただ単に、

「目標を達成するために仕事を頑張る」

これだけでは面白味のかけたマネージャーだと思われるだけです。

だからこそ、「なぜ?」が必要。

加えて、

「自分たちのためではなく“誰か”のため」が更に重要

未来予想図作成の3つの要素

①誰かのためにという観点

効果的な未来予想図は

「我々(We)がNo. 1になろう」

といったものではありません。

自組織の外にいる人々(They)のために頑張ろう

といった構造です。

例えば、お客様やこれからお客様になってくれる人々、取引先、社内の関係部門なども「They」にあたります。

②「Before・After」の観点

自分たちが頑張る事で、何をどのように変えたいのか?です。

放って置けない状況(Before)を伝え、

こんなに素晴らしい状態にしたい(After)を訴えます。

③「なぜそこまでして、この仕事に挑まなければならないのか」の観点

いわゆる使命感が重要。

「They」の「Before」を放って置けない理由を具体的に示しましょう。

プレイングマネージャーだからこそ、現場を知ってるので見えてくるものがあるはずです。

思いを語り「求心力」を高めた実際の話

ある求人広告を扱う広告代理店の営業課長。

千葉県エリアの責任者をしていました。

彼はミーティングの際、部下に向けて未来予想図を次のように語りました。

折行って私の想いを伝えたい。
私が成し遂げたいことはただ一つ。
東京に通勤せざるを得ない千葉県在住者に、地元で働く提案をすることだ。
千葉から東京に通勤すると、家に帰るのは8時ごろ。
とても、子供とキャッチボールはできないだろう。
つまりそれは、夕方に子どもと遊べない生活を選択することでもある。

このなかで、夕方、おというさんと遊んだ思い出のある人はいるかな?
いるよね。
そんな当たり前のことが、東京で働く千葉県民にはできないんだ。

今東京に働きに行かざるを得ない状況があるのはたしかだ。
でもどうだろう。
我々がもっと千葉の求人案件を開拓したら、県内で働く人が増える。

それは、6時過ぎに帰宅し、子供とキャッチボールできる人を増やすことと同じではないだろうか。

今は、毎朝東京方面の通勤電車が満員だ。
でもいつの日か、内防線、外防線の下り電車をビジネスパーソンでいっぱいにしたい。

そんな志を持ってみんなと一緒に戦いたい

この言葉はメンバーを動かしました。

まずお客様への営業トークの内容が変わり始めました。

最終的に顧客から高い評価を得るようになり、

当然業績も上がったことは言うまでもないですね。

具体的な未来予想図を語り、メンバー全員の“目的”を合致させよう。

未来予想図を「挑戦」に昇華させればチームはまとまる

未来予想図に締め切りを設ける

未来予想図は立てるだけでは夢物語です。

大切なのは締め切りを設定し、

「チームの挑戦」

にし立てることです。

もちろん会社から与えられた目標とは別の挑戦目標を立てましょう。

この目標のことを

「アスピレーション(志)」と呼びます。

このアスピレーションを活用してチームを一体化させることこそ、

マネージャーがやるべきことですね。

もしイメージできなければ、

◯正式な目標より高い目標を掲げる

◯半年先や1年先の目標を決める

こんな事でも構いません。

いかがでしたでしょうか?

チームを作っていくためにはリーダーがどれだけ未来予想図を描けるかどうか。

そしてそれをチームの目標にできるかどうかが重要。

あなたもぜひ未来予想図を作成して見て下さい。

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