教育は学問だけではない。

人間学

皆さん教育と聞いて、どんなことを想像しますか?
やっぱり、国語・数学・英語などの勉強ですか?

決して、

教育というものは勉強だけではありません。
なぜこんな事を言っているのか?

それは、2050年の日本を考えた時、
「人間学の教育」

というものが日本を蘇らせる【要】となるからです。

昭和20年、第二次世界大戦敗戦。
日本は都市という都市が空爆を受け、全土が焦土と化した。


ただ、その敗戦から僅か19年後の昭和39年、
日本は新幹線を走らせ、高速道路を建設し、東京オリンピックを開催してます。


『日本は何の資源もない国。
その国がたった19年でこれだけの復興を遂げたのはなぜか?』

それは・・・・・・
日本人の勤勉性」という資源があったからです。

どんな困難が迫ってきたとしても、
日本人のアイデンティティーが確立されていれば、怖いものはありません。
言ってみれば、

アイデンティティーをなくすことが最大の困難です。

日本人のアイデンティティーとは何か?
→先ほど伝えた「勤勉性」=誠実・忠誠心

本当に国は滅びるのか?

実はこの60年間が世界では約180の国が消滅している。
衝撃ですよね!

様々な要因があるのは確かだが、
最も大きな要因は
【国を守ろうとする気概をなくした】
これが大きな要因だそうです。

国も、その国を国たらしめているものを守ろうとする気概を国民がなくした時に滅びます。

日本が第二次世界大戦に敗戦して、
アメリカのGHQから日本人への教育のあり方を変えられてしまいました。
昔は学校で「古事記」を習っていましたが、今では全く教えられません。
マッカーサーが恐れたのは
「日本人への自国への愛と、それのために命を捨てるという行動」です。
特攻隊とか本当にすごいですよね。。。
「お国のために命捨てる」というのが良いと言っているわけではなく、
日本の自国への愛が重要ということです。

最も重要なこと

【一年の計は穀を樹(う)うるに如くはなし】
【十年の計は木を樹(う)うるに如くはなし】
【終身の計は人を樹(う)うるに如くはなし】

という古の先哲の言葉があります。

意味は何かというと、
【1年の計画は米穀を育てることが大事】
【10年の計画は木を育てることが大事】
【人生の計画は人を育てることが大事】
という意味です。

つまり、もっと分かりやすく表現するなら、
【食べるために仕事するのか?】
【事業を成功させるために仕事するのか?】
【人を育て、次世代に残すために仕事するのか?】

といったところでしょうか?

では、日本を甦らせるための“要”となるのは、
やはり教育です。

知識や技能を教える教育も大事ですが、
それ以上に大事なのは
人間の心を高め、人間の特性も養う教育、
即ち人間学の教育です。

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